紀の川市の森田都史君殺害からあすで1年

2016年02月04日 18時51分 ニュース, 事件・事故・裁判

紀の川市で当時小学5年の男子児童が殺害された事件からあす(5日)でちょうど1年になります。

この事件は去年2月5日の夕方、紀の川市後田(しれだ)の空き地で、小学5年生・森田都史(もりた・とし)くん当時11歳が男にナタのような刃物で刺され、殺害されました。

和歌山県警の捜査本部は2日後未明、近くに住む中村桜洲(なかむら・おうしゅう)被告23歳を殺人の疑いで逮捕しました。

中村被告を巡っては事件前から自宅近くの紀ノ川河川敷で刃物を振りかざして竹を切っていたほか、近所の子供を追い回す姿も目撃され、森田くんの1歳上の兄も中村被告と思われる男に追い回された経験があったことが警察のその後の調べでわかっています。

しかし、これらの情報は警察や自治体に通報されておらず、事件を通じて近所関係の希薄さが浮き彫りになりました。

一方、中村被告の裁判の日程は事件から1年経った今も目途が立っていません。

和歌山地方検察庁によりますと中村被告の精神鑑定がおよそ4カ月間行われ、起訴が去年7月にずれこんだことや膨大な証拠資料があるため、公判前整理手続きに時間がかかっているということです。

和歌山地検の岡俊介(おか・しゅんすけ)次席は「来年度中に裁判を実施できればいいが、再来年度にずれ込む可能性もある」と話すなど、公判開始の目途は今も立っていません。