和歌山市の新年度予算案は1470億円 子育て支援や市街地の再開発に重点(写真付)

2016年02月18日 19時42分 ニュース, 政治, 社会, 経済

「子育て支援」や「市街地の再開発」に重点を置いた一般会計1470億円にのぼる和歌山市の新年度予算案がきょう(17日)、発表されました。

予算を発表する尾花市長(2月18日 和歌山市役所)

予算を発表する尾花市長(2月18日 和歌山市役所)

規模は国体の開催経費が無くなったことなどから今年度よりおよそ49億円、率にして3・3パーセント減っています。

歳入は法人税の引き下げなどにより0・3パーセント減った、自主財源が705億円と、地方交付税や県債などを併せた依存財源764億円です。

市税収入は570億円と法人税の引き下げのため去年より0・8パーセント減っています。

主な事業では観光振興分野で、観光戦略の調整機能を備えた法人の設立検討に150万円、水軒公園などの整備計画に2500万円が計上されています。

市街地再生対策では市街地再開発の促進に10億4000万円、和歌山市駅前の再開発に1億8000万円、市民会館の移転計画策定や基本設計に9100万円が計上されています。

和歌山市のプロモーション事業では徳川8代将軍吉宗の就任300年事業に1700万円、外国人リポーターを使った情報発信に1500万円が計上されています。

結婚・子育てに関する事業では認定こども園の整備に6億8000万円、若竹学級の整備に5億4000万円、ことし8月から開始する中学生までの医療費無償化に3億7000万円、第3子以降の保育料の無料化に8400万円が計上されています。

このほか、去年から建設が始まっている伏虎小中学校の整備費に38億5000万円、11月5日「世界津波の日」の制定に伴って、津波避難の際の目標にしてもらおうと避難所屋上付近に設置するLEDの避難誘導灯設置に2200万円、和歌山城のリフレッシュ事業に200万円が計上されています。

尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は発表後の記者会見で「和歌山市の人口減少にブレーキをかけることと県都としての都市力を向上させるためには大きな一歩になると思う。今後、5年間で人口減少にブレーキをかけたい」と述べました。

和歌山市の新年度予算案を審議する2月定例和歌山市議会は今月25日に開会し、来月23日までの28日間の日程で行われます。