田辺市の気象警報区分・あす(3月1日)から細分化

2016年02月29日 20時15分 ニュース, 政治, 社会, 防災

気象庁は、あす・3月1日の午後1時から、田辺市の気象に関する警報と注意報の区分を、合併前の旧5市町村ごとに細分化することになりました。

気象庁の警報と注意報の区分は、2010年5月、全国の市町村ごとに細分化されましたが、更なる細分化は田辺市が全国で初めてです。

気象庁によりますと、田辺市の注意報、警報、特別警報、土砂災害警戒情報の発表区分を、これまで田辺市全域で1つとしていましたが、あすからは「田辺市田辺」「田辺市龍神(りゅうじん)」「田辺市中辺路(なかへち)」「田辺市大塔(おおとう)」「田辺市本宮(ほんぐう)」と5つに分けて発表します。

ただ、波浪と高潮に関しては、海のある田辺市田辺のみとなります。なお、地震と津波については、これまでと同じ区分で発表されます。

田辺市は沿岸部と山間部の天候が異なる場合が多いにもかかわらず、警報・注意報区域が市の全域に設定されているため、災害時の避難判断や、学校や行事の運営などに影響があるとして、去年(2015年)5月、田辺市が和歌山地方気象台を通じて気象庁に細分化を要望し、検討の結果認可されました。

気象台は、認可の大きな要因として、田辺市が避難勧告や避難指示について、市長のほか各行政局長も出せるよう地域防災計画を改定したことや、過去24年間の気象災害に関する資料を提示したことなどをあげています。

真砂充敏(まなご・みつとし)市長は「より実情に即した情報を市民に届けられる」と期待を寄せています。