県警が金融機関の新卒内定者に特殊詐欺防止講習(写真付)

2016年03月04日 18時12分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会, 経済

和歌山市の「きのくに信用金庫」の本店で、きょう(4日)午後、県・警察本部の警察官が、この春入社予定の内定者らに特殊詐欺防止対策などを講義する研修会が開かれました。

きのくに信金本店の研修会(3月4日・和歌山市本町)

きのくに信金本店の研修会(3月4日・和歌山市本町)

これは、県・警察本部の生活安全企画課が、県内に本店を置く金融機関の職員に特殊詐欺被害の現状を把握し、防犯に協力してもらおうと、去年(2015年)から行っているものです。

中弥対策室長

中弥対策室長

きょう午後、和歌山市本町(ほんまち)のきのくに信用金庫本店で行われた研修会では、県警本部・犯罪抑止総合対策室長の中弥泰典(なかや・やすのり)さんが、スライドを使って、全国や県内で特殊詐欺被害が増えている現状を説明し「とくに60代以上の高齢者が狙われやすい傾向にある」と話しました。

続いて、近畿2府4県の警察が共同製作し、タレントの西川きよしさん一家が出演する特殊詐欺の防止を啓発するDVDが流され、犯人が警察官や銀行協会の職員をかたって電話をかける手口などを学習しました。

中弥さんは「県警では県内の金融機関に対して、高齢者が多額の現金を下ろす場合は通報するよう依頼していて、去年は8件・2600万円を詐欺被害から守ることができました」と述べ、水際対策の重要性を訴えました。

県警は5月に紀陽銀行でも研修会を開く予定です