高野山の金融資産損害賠償訴訟、原告被告双方争う構え

2016年03月04日 19時56分 ニュース

リスクの高い金融商品の購入によって宗教法人高野山真言宗などにおよそ8億7千万円の損害を与えたとして法人が当時の総長ら実務責任者らを相手取り、損害賠償を求めている裁判の初めての口頭弁論がきょう(4日)和歌山地方裁判所で行われ双方とも争う姿勢を示しました。


損害賠償を求められているのは、実務責任者だった前の宗務総長・庄野光昭(しょうの・こうしょう)氏と、前の財務部長で訴えによりますと証券会社から購入した金融商品が内規に反して高いリスクの商品でおよそ4億円の損失が出たと主張しています。また、複数のコンサルタント会社などに支払ったおよそ4億7千万円に関しても、額に見合う業務提供がないと指摘し2人に、注意義務を怠ったと損害賠償を求めています。きょう(4日)の初めておこなわれた弁論で前の宗務総長ら被告側は「不正はなく、宗教法人に企業の法人のような注意義務違反は当てはまらないとして訴えを却下するよう求めています。次回の弁論は5月27日午後1時10分から行われることになっています。