和歌山県の津波防災対策が強靱化大賞で金賞

2016年03月16日 21時20分 ニュース, 政治, 社会, 防災

大災害などに対する強靱な国づくりや社会づくりの取り組みをしている、レジリエンスジャパン推進協議会の「レジリエンス・アワード」金賞に、南海トラフ巨大地震などによる津波の犠牲者をゼロにする取り組みをしている和歌山県の政策が選ばれ、きのう(15日)東京で行われた表彰式で、仁坂吉伸和歌山県知事が受賞しました。

ジャパン・レジリエンス・アワードは、国内の企業や業界団体などで構成するレジリエンスジャパン推進協議会が、全国の企業や自治体、市民活動などで行われている様々な分野での強靱化への取り組みを表彰しているもので、去年(2015年)に続き2回目の表彰式が行われました。

和歌山県は、南海トラフの巨大地震などによる津波による犠牲者をゼロにするための政策「津波から『逃げ切る!』支援対策プログラム」に昨年度(2014年度)から取り組んでいて、津波避難困難地域の制定や、堤防のかさ上げ、避難先の安全レベルの設定を行っているほか、海洋研究機構の観測情報を活用した津波予測システムによる津波予報など、全国初の取り組みを含めた様々な対策を実行しています。そして県は、「津波から『逃げ切る!』支援対策プログラム」を今年のアワードに応募したもので、全国242件の応募の中から地方自治体部門の準グランプリにあたる金賞を受賞しました。

きのう(15日)東京都千代田区の丸ビルホールで行われた表彰式で仁坂知事は「評価を頂き光栄です。しかし我々の取り組みは始まったばかりで、今後、津波の犠牲者ゼロに向けて、一層力を入れたい」とあいさつしました。