海南市の小中学生がネット宣言「巽っ子」(写真付)

2016年03月22日 07時49分 ニュース

海南市の小中学校の児童・生徒会が、インターネットの利用について自分たちで制限をかけることなどを盛り込んだ「ネット宣言」をつくり、このほど(3/19)、地元の自治会の会合で、地域の人に向けて発表しました。

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子ども達の身近なところにあるスマートホンやパソコンなどの通信や情報収集に、人権侵害など、子どもの生活を脅かす危険があることから、海南市立巽(たつみ)小学校の児童会と巽中学校の生徒会が一緒になり、危険を遠ざけるネット宣言「巽っ子」をつくりました。

宣言は、「たつみっこ」のひらがな五文字で始まる5箇条で、「た」は「他人が傷つく書き込みはしない」。「つ」は「続きは明日。使用は10時まで。小学生は9時まで」。「み」「見るな!入るな!危ないサイト」「つ」「常に危険ととなり合わせ。つぶやきで流出 個人情報」。「こ」「こころがけよう!目指せ!ネットトラブル0(ぜろ)」となっています。

巽中学校を卒業したばかりの3人が、今月19日、海南市重根(しこね)の集会所で開かれた自治会の会議で発表しました。発表のあと前生徒会長の前垣賢吾(まえがき・けんご)さんは、

宣言を読み上げる前垣さん
宣言を読み上げる前垣さん

「ネット宣言には、インパクトのある言葉を盛り込むよう工夫しました。これまで僕たちを支えてきてくれた地域の皆さんにネット宣言を知ってもらい、児童・生徒にブレーキをかけてもらえるとうれしい」と話しました。

学校と地域が一体となり地域の活力を高める活動をしている、海南市巽区の共育(きょういく)コミュニティ・初代コーディネーターの山崎七一(やまさき・しちかず)さん78歳は、「今回は、学校から地域へと踏み出してくれたので、とてもよかったと思う。地域も高齢化していて、できることは限られますが、これからも関わっていきたい」と話していました。