統計局移転・鳩山邦夫元総務相らが県内施設を視察(写真付)

2016年03月25日 19時10分 ニュース, 政治

政府に中央省庁移転の実証実験を提言している、自民党・地方創生実行統合本部長の鳩山邦夫(はとやま・くにお)元・総務大臣ら本部のメンバーが、きょう(25日)午後、和歌山県から政府に提案されている総務省統計局と統計センターの移転先の候補地を視察しました。

仁坂知事(右)から施設の説明を受ける鳩山本部長(左)(3月25日・和歌山市梅原)

仁坂知事(右)から施設の説明を受ける鳩山本部長(左)(3月25日・和歌山市梅原)

鳩山本部長ら一行は、統計局とセンターの機能をすべて移転させる場合の候補地のうち、和歌山市梅原(うめはら)の「NKセンタービル」と、和歌山市本町(ほんまち)一丁目の「和歌山京橋ビル」の2か所を仁坂吉伸知事の案内を受け視察しました。

オフィススペースを想定した5階の視察

オフィススペースを想定した5階の視察

鳩山本部長はNKセンタービルを視察後、施設の感想について「ここで統計局の職員が仕事をすれば気持ちがよいだろう」と述べた上で、統計局側が、統計データの利活用の実証実験を和歌山県で行うとする方針については「野球で言えばまだ1回の攻防が始まったところだ。これが始まりであって、終わりでは無い」と述べ、全ての機能を移転させることが望ましいとする考えを示しました。

記者団の質問に答える鳩山本部長

記者団の質問に答える鳩山本部長

その上で鳩山本部長は、今後、政府に対して「全省庁にどうすればすべての機能を移転できるかの検討を義務づけるべきだ。政府を段々と変えていく」と強い姿勢で省庁移転を促す考えを示しました。

政府の基本方針では、統計局は全体の和歌山県への移転は難色を示した一方で、統計データの利活用の業務については、人材確保や利便性などに関する実証実験を行い、8月末までに方向性を決めるとしていて、県は、企画総務課の職員6人体制で特別チームを編成し、実証実験への準備や国への要望活動を進めています。