拘束男性の聴取打ち切り 嫌疑、計画性なしと判断

2016年03月25日 19時05分 ニュース

過激派組織「イスラム国」に参加しようとしたとしてトルコ治安当局に拘束され国外退去処分で帰国した和歌山県の23歳の男性について、警察当局は、任意での事情聴取をいったん打ち切りました。

これは、きょう(3/25)、捜査関係者の話でわかったもので、犯罪の疑いや渡航の計画がないと判断したということです。

和歌山県警察本部によりますと、23歳のこの男性は、昨夜、関西国際空港に帰国したあと、任意での事情聴取に対し、「日本での生活が嫌になった。行けば何とかなると思った」と渡航の目的を説明しました。

携帯電話など所持品からイスラム国とのつながりを示すものは確認されず、男性は「こんなに騒がれるとは思わなかった」と話したということです。また、男性は、きのう、空港で報道陣から「イスラム国に行こうとしたのか」と問われ「してない」と答えました。

捜査幹部は「行き当たりばったりで渡航の準備もしなかったのではないか。現時点で犯罪の疑いはない」と話していて、警察当局は任意での事情聴取をいったん打ち切りました。