和歌山県・ひょうとカツオ不漁で農業・漁業資金融資支援

2016年04月20日 21時24分 ニュース, 政治, 社会, 経済

先月(3月)下旬のひょうで、ウメの果実が傷つく被害があったことや、カツオの記録的な不漁が続いていることなどで、和歌山県は、農家や漁業者に対する農協や県漁連の融資の利子を補助することになりました。

県によりますと、先月27日に降ったひょうで、みなべ町・田辺市・白浜町(しらはまちょう)の梅畑を中心に果実が傷つき、総額8億2400万円あまりの被害が発生し、被害面積は県全体の梅栽培面積の4分の1の記録的なものとなっています。

一方、県内のカツオ漁は2004年から減少傾向が続き、漁獲量が推定で、おととし(2014年)がおよそ375トン、去年(2015年)は300トンあまりと、調査が始まって以来、過去最低の水準を2年連続で更新する見込みです。

このことから県は、先月のひょうで被災した農家や、カツオの不漁の影響を受けている漁業者に対して、農協が融資する資金や県漁連の漁業振興資金の利子を補助し、経営の安定化を支援することになりました。

受付はいずれも来月(5月)8日から始まり、農業関係はことし8月末まで、漁業関係は来年2月末までです。

支援に関する窓口は、農業は経営支援課、漁業は水産振興課となっています。

県は、カツオの記録的な不漁が、中西部太平洋での大型巻き網漁船による大量な漁獲が原因として、国を通じて中西部太平洋まぐろ委員会に規制を求めているほか、委員会による県内沿岸での調査に協力しています。