「紀の国大学」スタート・教育の面から地方創生を(写真付)

2016年04月28日 19時08分 ニュース, 政治, 社会, 経済

和歌山と大阪の大学や短大・高等専門学校が、和歌山県や県内の企業などと連携しながら、和歌山で就職や起業を行う若者を育てる「紀の国大学」プロジェクトがスタートし、きょう(28日)午後、和歌山市内のホテルで記者発表が行われました。

「紀の国大学」記者発表のもよう(4月28日・和歌山市友田町)

「紀の国大学」記者発表のもよう(4月28日・和歌山市友田町)

このプロジェクトは、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」の認定を受け、今年度(2016年度)スタートしたものです。

代表機関の和歌山大学のほか、県立医科大学や和高専、それに大阪府立大学など、和歌山と大阪の9つの教育機関が参加していて、和歌山県と、紀陽銀行、県・経営者協会、県・中小企業団体中央会の協力を得て、将来、和歌山で就職や起業を行う若者を育て、定着させようというものです。

これを受け和歌山大学は「わかやま学」に属する科目を全ての学部の1年の選択必修とするほか、2年と3年には「わかやま未来学副専攻」が新設され、6次産業化や商品・技術開発、過疎地域の支援、子育てや災害復興など4つのテーマに分かれて、県内の企業や地域でインターンシップを行うことで、商品・技術開発など起業や、地域おこしなどを総合的に学ぶプログラムになっていて、和歌山大学以外でも単位互換が認定されます。

将来的には、紀の国大学で学び和歌山に定着した若者らを中心とする「わかやま未来塾」を発足させ、知見をIターン・Uターン者の増加につなげます。

意気込みを語る和歌山大の瀧学長

意気込みを語る和歌山大の瀧学長

和歌山大学の瀧寛和(たき・ひろかず)学長は「参加協力団体すべてが連携して、教育の立場から地方創生に貢献したい」と意気込みを語りました。