障害者にやさしい和歌山城目指す寄贈に感謝状(写真付)

2016年05月10日 19時07分 ニュース

障害者に住みよい街づくりを目指して活動している市民団体が、このほど和歌山城に、城の模型とスロープを寄贈したのを受けて、きょう(10日)、和歌山市から感謝状を贈られました。

代表の笹尾恭子さん(中央)

代表の笹尾恭子さん(中央)

 

「和歌山城からはじめよう!みんなにやさしい和歌山をつくる会」は、障害者が和歌山城を訪れやすくするため去年(2015年)行われた障害者スポーツの祭典「紀の国わかやま大会」に合わせて和歌山南ロータリークラブの協力でおよそ82万円をかけて城の模型とスロープを寄贈しました。

和歌山城の模型は、目の不自由な人に手で触って和歌山城を知ってもらおうと、ダンボールと粘土を使って実物のおよそ100分の1のサイズに再現され、わかやま歴史館に設置されています。

また、スロープは、天守閣広場にのぼる表坂(おもてざか)と裏坂(うらざか)が合流する地点にある階段に設置されています。

和歌山城の模型をのぞくメンバーら(わかやま歴史館前にて)

和歌山城の模型をのぞくメンバーら(わかやま歴史館前にて)

きょう午前、和歌山市役所で行われた感謝状の贈呈式で、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が「これで障害者もお年寄りも和歌山城にのぼりやすくなります」とお礼を述べました。

感謝状を手渡された、会の代表を務める笹尾恭子(ささお・きょうこ)さんは、「まずは和歌山のシンボルである和歌山城を障害者にやさしいモデルケースにしようと始めました。思いがけず感謝状を頂いて嬉しい」と笑顔で話していました。

「和歌山城からはじめよう!みんなにやさしい和歌山をつくる会」は、2012年に発足した市民団体で、建築士や弁護士、福祉関係者などおよそ50人からなり、障害について考えるイベントや市民へのアンケート調査などを行っています。