市民オンブズマン・県議の政調費不正受給で住民監査請求(写真付)

2016年05月11日 19時03分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

税金の使い道を監視している市民団体「市民オンブズマンわかやま」は、きょう(11日)政務調査費を不正に受給したとして、和歌山県に対し、現職の県議会議員4人にあわせて807万円余りを返還するよう求める住民監査請求しました。

会見する畑中代表ら(右)(5月11日・和歌山県庁)

会見する畑中代表ら(右)(5月11日・和歌山県庁)

請求によりますと、自民党県議団で和歌山市選出の井出益弘(いで・ますひろ)議員と、海南市・海草郡選出の尾崎要二(おざき・ようじ)議員、日高郡選出の坂本登(さかもと・のぼる)議員、それに改新クラブで和歌山市選出の長坂隆司(ながさか・たかし)議員の4人は、いずれも2007年度から2012年度の5年間に支給された政務調査費のうち、事務所費や事務費、人件費について、事務所の併用による按分率(あんぶんりつ)を超える違法な支出があったとして、既に時効となった分を除く、あわせて807万円余りを返還するよう求めています。

また請求では、元議員5人にも4400万円あまりの違法な支出があったと指摘していて、県知事が返還請求を怠ったため時効を迎えたとして、県に対し4人の現職を含めた9人の時効分・2681万円余りの損害賠償を求めています。

市民オンブズマンわかやまの畑中正好(はたなか・まさよし)事務局長は「ほかにも不正の疑われる議員がいると考えていて、準備が整い次第、順次、住民監査請求を行う」と話しています。

この問題で、市民オンブズマンわかやまは、3月末、自民党県議団で有田市(ありだし)選出の浅井修一郎(あさい・おさいちろう)議員が、政務調査費から事務所費を不正に支出したとして、県に返還するよう住民監査請求をしています。