「紀州材ベストユーザー賞」表彰式(写真付)

2016年05月13日 19時53分 ニュース, 政治, 社会, 経済

和歌山県外の都市部で、県産の木材「紀州材」の需要拡大に実績のあった企業を讃える「紀州材ベストユーザー賞」の表彰式が、きょう(13日)和歌山県庁で開かれ、仁坂吉伸知事から賞状と紀州材の盾が受賞者に贈られました。

受賞後の記念撮影(5月13日・和歌山県庁知事室)

受賞後の記念撮影(5月13日・和歌山県庁知事室)

県では、紀州材の需要拡大につなげようと、2009年度から「紀州材ベストユーザー賞」を創設し、優れた取組みを表彰しています。

昨年度(2015年度)は去年(2015年)12月からことし(2016年)2月まで募集が行われ2件の応募が有り、審査の結果、最優秀の大賞には、京都府宇治市(うじし)の株式会社三浦建設(みうらけんせつ)による「心呼吸(しんこきゅう)の家」が選ばれたほか、特別賞には、大阪市中央区の有限会社無有(むう)建築工房による、あかね材を活用した建築が選ばれました。

三浦建設の三浦代表(左)と無有建築工房の竹原代表(右)

三浦建設の三浦代表(左)と無有建築工房の竹原代表(右)

大賞の三浦建設は、乾燥工程で化石燃料を使わない田辺市龍神村(りゅうじんむら)産のヒノキの柱「龍神守(りゅうじんもり)」を建築に活用していて、2012年以降、20棟を建設しています。

特別賞の無有建築工房は、広島県東広島市(ひがしひろしまし)の幼稚園の園舎の建築に、県産で虫によるごく小さな食害を受けたヒノキのあかね材を活用し、新たな有効活用の可能性を提示したと、高く評価されました。

三浦建設の三浦央嗣(みうら・ひろつぐ)代表取締役は「龍神守の乾燥工程は環境に優しく、木材利用の新しい形です」と述べました。無宇建築工房の竹原義二(たけはら・よしじ)代表は「強度的に全く問題ないあかね材への理解をもっと広めなければ」と話しています。