太地町の追い込み漁 イルカの生態取引4割増 

2016年05月13日 19時04分 ニュース

太地町の追い込み漁によって、2015年度の漁の期間に捕獲されたイルカなど小型鯨類の数は、前年度とほぼ同じでしたが、このうち、生きたまま販売された数は、前年度より4割多かったことが、和歌山県の話でわかりました。

和歌山県によりますと、去年9月から先月までの漁の期間に捕獲された小型鯨類の数は、1年前の同じ時期より1頭少ない936頭と、ほぼ同じでした。

一方、生きたまま販売されたのは117頭で、前年度の84頭からおよそ4割増えました。

日本動物園水族館協会は、複数の船で湾内に追い立てる追い込み漁は残酷だという世界動物園水族館協会の圧力を受け、2015年度の漁のシーズンが始まる前の去年5月、追い込み漁で捕獲されたイルカなどを購入しないよう協会に加盟する施設に義務付けました。

しかし、今回は、協会に加盟していない水族館や専門業者がたくさん購入したということで、協会の規制による効果の限界が早くも明らかとなりました。