第9回「アートのわ展」開幕(写真付)

2016年05月26日 01時05分 ニュース, 社会

子どもも大人も、健常者も障害者も、誰でも輪になって自由に表現しようという美術展「アートのわ展」が、きょう(25日)和歌山県民文化会館の中展示室で開幕し、絵画や書などおよそ300点が展示されています。

「アートのわ展」初日のもよう(5月25日・和歌山県民文化会館)

「アートのわ展」初日のもよう(5月25日・和歌山県民文化会館)

これは、和歌山市の絵画教室や有田市(ありだし)の書道教室などが、毎年春から初夏にかけて開いているもので、ことし(2016年)で9回目となります。

今回は「メッセージ」をテーマにした展示で、絵画教室や書道教室で学ぶ小・中学生や障害者らが様々なメッセージを作品に込めています。

メッセージの入った児童の絵画

メッセージの入った児童の絵画

将来、動物園の飼育係になるのが夢という小学3年の男子児童は、パンダやトラ、ゾウなどたくさんの動物の絵を描き、その上に透明なアクリル板を乗せて「野生の動物にあいたい」と絵の具で夢を書き込みました。

小学1年の男の子は、幼稚園の年長のころ描いた、鉛筆を擬人化した「えんぴつくん」という絵本を出展し、主人公のえんぴつくんが、うれしくていつまでも絵を描き続けるというハッピーエンドの力作となっています。

作品を見つめる土井久幸さん

作品を見つめる土井久幸さん

主催者のひとりで、和歌山市で子どもの絵画教室を開いている土井久幸(どい・ひさゆき)さんは「真っ白な紙やキャンバスに最初はためらっていた子どもたちが、段々と自由に自分のイメージを展開する。誰もが絵の素質をきっと持っていて、私たちはそれらをうんと伸ばしたい」と話しています。この展覧会は今月(5月)29日まで開かれています。