和歌山県地域医療構想策定

2016年05月31日 12時54分 ニュース, 政治, 社会

和歌山県は、きょう(31日)今後10年先の医療提供体制を定める「和歌山県地域医療構想」を策定し発表しました。これは、医療法の規定に基づき、県の保険医療計画の一部として県が審議会を設けて協議し策定したものです。

それによりますと、2025年に県の人口がおよそ87万人に減少し、65歳以上の人口ピークは2020年ごろ、75歳以上は2030年ごろにピークを迎えると予測して、将来の医療需要に見合う病床数を算定しています。

現在の「一般病床」と「療養病床」の区分を、2025年までに「高度急性期」「急性期」「回復期」「慢性期」の4つに再編し、和歌山・那賀・橋本・有田・御坊・田辺・新宮の7つの医療地域ごとで必要な病床数を算定しています。

おととし(2014年)7月の時点であわせて1万2540床の病床数を、2025年までに、およそ4分の3の9506床に削減する目標を立て、同時に在宅医療の充実を図ることで「治す医療」から「治し、支える医療」への転換を図るとしています。

県では、今後、県内7つの医療地域ごとに医師や医療機関などと具体的な協議を進める方針で、仁坂吉伸知事は「少しぎすぎすした議論になるかもしれないが、みんなが納得出来る仕組みを作りたい」と話しています。