仁坂知事・精神障害者の旅客運賃割引を働きかける方針示す

2016年06月14日 13時23分 ニュース, 交通, 政治, 社会

和歌山県の仁坂吉伸知事は、県内4つの鉄道事業者が精神障害者に対する旅客運賃割引制度を適用していない状況について「身体・知的障害者との不均衡が生じているのは問題だ」と述べ、制度をよく調べた上で鉄道事業者に働きかける考えを示しました。

きょう(14日)の6月定例和歌山県議会の一般質問で、自民党県議団の濱口太史(はまぐち・たいし)議員の質問に、仁坂知事が答弁したものです。

濱口議員は、障害者基本法に基づく旅客運賃割引制度のうち、県内で精神障害者の運賃割引を適用しているか適用の準備を進めているのは、バスが32事業者中31事業者なのに対して、鉄道は4事業者とも適用していないことを指摘し、仁坂知事に見解を求め、改善を要望しました。

仁坂知事は「バス事業者には国土交通省の指導があるが、鉄道と航空は事業者の自主的な判断に委ねられている」という現状認識を示し「国の政策は何か理由があるので、よく確かめた上で関係する機関へ有効に働きかけたい」と答えました。

このほかきょうの一般質問では、改新クラブの長坂隆司(ながさか・たかし)議員がオランダでの政務調査報告に関連して、フードバレーとの協力関係の構築を求めたほか、自民党県議団の中西峰雄(なかにし・みねお)議員が県立医大付属病院・紀北分院の経営状況などを質問し、共産党県議団の雑賀光夫(さいか・みつお)議員は、耐震ベッドや耐震シェルターの申し込み状況などを県当局に質します。

お聞きの和歌山放送では、きょうの一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。