地域で子どもの見守り 防犯ボランティア交流会(写真付)

2016年06月30日 19時54分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会, 防災

安全で安心なまちづくりを目指して地域の自主防犯について意見交換する交流会が、きょう(30日)和歌山市で開かれました。

防犯ボランティア交流会

防犯ボランティア交流会

 

この交流会は県内の自主防犯活動の活性化や連携の強化を図るため情報を共有しようと、県や県警などが毎年開いているもので、きょうは去年7月1日に「紀の国子ども見守り強化の日」が制定されてからちょうど1年となるのに合わせて開かれました。

きょう午後2時から和歌山市三沢町の中央コミュニティセンターで行われた交流会には、県内およそ220の防犯ボランティア団体のうち、和歌山市内で活動している28団体のおよそ70人が参加しました。

この中で「松江地区お帰りパトロール隊」の背山三郎(せやま・さぶろう)副隊長と「宮北地区子ども見守り隊」の中嶋滋(なかしま・しげる)隊長が日頃の活動を報告しました。

中嶋隊長は、パトカーの赤色灯にあたる青色の電灯をつけた「青色パトロールカー」を1台導入して、学校の下校時間の変更や近所で発生した事件についての情報をスピーカーで呼びかけるなどしていることを紹介し、「地域住民のつながりが地域の防犯につながる」と話していました。

活動を報告する中嶋隊長

活動を報告する中嶋隊長

また、県警・犯罪抑止総合対策室の黒井孝行(くろい・たかゆき)室長が県内の犯罪認知件数が14年連続で減少していることを挙げて「皆さんの日頃の献身的な活動のおかげです」と感謝を述べ、窃盗や特殊詐欺などの発生状況や手口を紹介して注意を促しました。

県警生活安全企画課によりますと、県内では2001年にはおよそ2万4200件だった刑法犯の認知件数が14年連続で減少していて、去年(2015年)はおよそ3分の1の7500件でした。

交流会ではこのほか、参加者同士が、防犯ベストの購入といった活動経費の捻出の仕方などについて意見を出し合いました。

県や県警などはこの交流会を県内を和歌山市と紀北、紀中、紀南地方の4つのブロックに分けてそれぞれ毎年開いています。