高野山大学とりら創造芸術高校が連携協定(写真付)

2016年06月30日 20時05分 ニュース

去年4月に人間学科を設置し、今後、地域のフィールドワークを行う予定の高野山大学と、授業で地域の高齢者からの聞き取り調査を行っている紀美野町の「りら創造芸術高校」が包括的な連携協定を結ぶことになり、きょう(6/30)、高野山大学でその締結式が行われ、それぞれの代表が協定書にサインしました。

藤田学長(左)と山上校長(右)

藤田学長(左)と山上校長(右)

この協定は、民俗学を研究している高野山大学の森本一彦(もりもと・かずひこ)准教授が、3年前に和歌山県文化遺産課の調査で、りら創造芸術高校の生徒が復活させた地域に伝わる御田の舞を調べたのがきっかけで高校と関わるようになり、その高校で行われている選択授業で、地域に出て高齢者らに対する聞き取り調査を行う生徒を指導するようになったのが縁で、今回、協定の締結となったものです。

きょう午後2時から高野山大学で行われた締結式には、高野山大学の藤田光寛(ふじた・こうかん)学長とりら創造芸術高校の山上範子(やまがみ・のりこ)校長が出席し、関係者が見守る中、協定書にサインしました。

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今後は、高野山大学の人間学科の学生とりら創造芸術高校の生徒による交流や、瞑想や書道を教えている大学の指導者が高校へ出向く出張講義などを検討しています。

協定書に調印した高野山大学の藤田学長は、「来年春から人間学科に地域デザインコースを設置します。高野山自体が自然豊かなフィールドなので、ここで、高校生の皆さんと交流しながら新たな取り組みを始めていければ」と話していました。

また、りら創造芸術高校の山上校長は、「今回の協定締結を受けて、大学生が取り組む、より広いフィールドワークにりらの生徒も参加できるようになるのは、とても意味のあることで、ありがたい」と話しました。

学生を前に講演する山上校長

学生を前に講演する山上校長

 

また、このあと、山上校長は、人間学科の学生を前に講演し、りら創造芸術高校を設立した経緯やまつりや行事を通して地域の人たちと関わってきたことなどを話し、「きょうの協定締結を受けてりらの生徒も高野山にお邪魔するので、皆さんも、りらのある紀美野町にも来てください」と呼びかけていました。