田辺市役所庁舎整備 市街地近くへ移転を答申(写真付)

2016年08月10日 20時08分 ニュース, 政治, 社会, 防災

移転か建て替えが検討されている田辺市役所本庁舎と田辺市民総合センターの今後の整備方針について有識者らでつくる検討委員会はきょう(10日)、中心市街地から近い場所に両方の庁舎の機能を統合した新しい庁舎を整備するよう求める答申を真砂充敏(まなご・みつとし)市長に提出しました。

牧委員長(左)の答申を受ける真砂市長(8月10日 田辺市役所)

牧委員長(左)の答申を受ける真砂市長(8月10日 田辺市役所)

田辺市役所の本庁舎と田辺市民総合センターを巡っては震度6強の地震に見舞われると倒壊する恐れがあるほか、南海トラフ巨大地震が発生した際には県が想定する浸水域に入っているため、田辺市はことし1月に立ち上げた防災の専門家や地元有識者による庁舎整備方針検討委員会に諮問し、意見を求めていました。

きょうの答申では市役所本庁舎と市民総合センターを統合し、中心市街地から近い場所に新庁舎を早期に整備するだけでなく、現在の庁舎移転後の利活用についても新庁舎の整備と並行して検討する必要があると答申しました。

委員会の委員長を務めた京都大学防災研究所の牧紀男(まき・のりお)教授は「災害時に庁舎が使えることが重要である。また、庁舎は街の中心施設なので、できるだけ中心市街地に近いということが重要なポイントだ」と話していました。

答申を受けた真砂市長は「答申を受けたばかりなので、中身を吟味していきたい」と話していました。

市では早期に方針を決定するとしています。