市立和歌山が1回戦突破 星稜に8対2で勝利

2016年08月10日 20時17分 ニュース

阪神甲子園球場で行われている第98回全国高校野球選手権大会はきょう(8/10)、大会4日目の第3試合に和歌山代表の市立和歌山が登場し、石川代表の星稜に8対2で勝って2回戦に進みました。市立和歌山が夏の大会で勝利したのは12年ぶり、和歌山勢が初戦を突破したのは5年ぶりです。

市立和歌山は、1回表、1アウト満塁から5番・木下の犠牲フライで1点を先制し、その裏、すぐに追い付かれましたが、2回には、星稜のエース・寺西を早くもノックアウトし、1アウト1塁・3塁で、代わった星稜の1年生ピッチャー・竹谷から1番・山崎がタームリーヒットを放ち、さらに3番・藪井が2点タイムリーを放って4対1とリードしました。

2回の裏に1点返され、4対2で迎えた7回、市立和歌山は、2アウト2塁から、3番・藪井が再びタイムリーヒットを放って5対2とし、8回には、1アウト2塁で、星稜3人目のピッチャー・小倉から7番・岡本がタイムリーヒットを放ち、さらに2アウト2塁から9番・浜野のヒットと、星稜ライトのエラーでこの回、3点を追加し、8対2と星稜を突き放しました。

投げては、市立和歌山のエース・赤羽が11本のヒットを打たれながらも、大会タイ記録となる5つの併殺打や四死球1にとどめるコントロールの良さで星稜打線を2点に抑え完投しました。

市立和歌山が夏の大会で勝ったのは、12年ぶりで、和歌山勢が初戦を突破したのは、5年ぶりです。

市立和歌山の次の試合は、大会9日目の第1試合ですが、対戦相手はまだ決まっていません。

試合後、市和歌山の赤羽投手は、「甲子園で投げられて、うれしい。アドレナリンが出て調子が良くなった」と話し、11安打を浴びたことについては、「何本打たれても、最少失点で抑えられればいい」と笑顔で汗をぬぐいました。この春の選抜大会では、9回に悪送球で自滅し、初戦で敗退した経緯があり、赤羽は、「夏に向けてフィールディングにも気を付けた。次も勝ちたい」と意欲をみなぎらせていました。

市立和歌山高校が甲子園での初戦を突破したことについて和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は「名門校を相手に市高らしいハツラツとしたプレーで見事にセンバツのリベンジを果たし、甲子園に響いた高らかな校歌に感動しました。全員野球で再び甲子園で校歌を聞けるよう願っています」と祝福しました。