特別展「小説・有田川の世界」 玉青さん迎えてオープニング(写真付)

2016年10月01日 18時58分 ニュース

和歌山出身の文豪、有吉佐和子の小説をテーマにした特別展「小説有田川の世界」が、きょう(10/1)から有田市郷土資料館で始まり、オープニングセレモニーには、有吉佐和子の長女、玉青(たまお)さんも出席してテープカットが行われました。

テープカットする(左から)望月市長、玉青さん、田中教育長

テープカットする(左から)望月市長、玉青さん、田中教育長

この企画展は、有田市教育委員会が市制施行60周年を記念して開催したもので、調査依頼のため有田の取材先に宛てた自筆のハガキをはじめ、物語の舞台となった浄念寺(じょうねんじ)の「聖徳太子孝養像(しょうとくたいし  こうようぞう)」や、「豆太子像(まめたいしぞう)」など、本邦初公開の資料が展示されています。

有吉佐和子・自筆の手紙

有吉佐和子・自筆の手紙

きょう午前9時半から行われた式典には、有吉佐和子の長女で、大阪芸術大学教授の有吉玉青(ありよし・たまお)さんが出席し、有田市教育委員会の田中政彦(たなか・まさひこ)教育長や有田市の望月良男(もちづき・よしお)市長とともにテープカットにのぞんだあと、有田市郷土資料館の寺西貞弘(てらにし・さだひろ)館長の案内で、展示会場を巡りました。

展示の説明をする寺西館長(左端)と関係者一行

展示の説明をする寺西館長(左端)と関係者一行

このあと、玉青さんと望月市長の対談が寺西館長の進行で行われ、玉青さんは「母は、めったに手紙を書かなかったので、自筆の手紙やハガキが、これだけたくさん残されていることに驚きました。今回の展示会にあたって、多くの資料を調べてくれた寺西館長さんらに感謝したい」と話していました。

対談する玉青さん(右)と望月市長

対談する玉青さん(右)と望月市長

 

対談の様子

対談の様子

小説「有田川」は、上流から水害で流れ着いた主人公の千代(ちよ)が、有田川の洪水に何度も暮らしを奪われながらも、ミカンつくりなどをしながら、川がもたらす自然の恵を心の支えに、力強く生きていく様子が描かれています。

特別展「小説有田川の世界」は、有田市箕島の有田市文化福祉センター4階にある有田市郷土資料館で、来月(11月)27日まで開かれ、期間中、今月15日と22日、来月19日に記念講演が行われます。入場は無料です。