和歌山県・来年度の予算編成方針発表(写真付)

2016年10月04日 19時34分 ニュース, 政治

和歌山県の仁坂吉伸知事は、けさ(4日)の定例記者会見で、来年度(2017年度)の政策や予算編成の方針を発表し、県の総合戦略を推進し、子育てや、女性と高齢者の就業支援、健康づくりなどを新たな基軸に加えて取り組む考えを示しました。

予算編成方針を示す仁坂知事(10月4日・和歌山県庁)

予算編成方針を示す仁坂知事(10月4日・和歌山県庁)

県では、今年度(2016年度)から本格的に始まった、県の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」で掲げた「安定雇用の創出」や「移住・定住の促進」「少子化対策」「安全・安心な暮らしの実現」それに「時代に合った地域づくり」の5つの基本目標を来年度、更に加速させるため、大胆な発想による施策を展開する方針です。

経済の分野では、県内の企業に「eコマース」や「RESAS(リーサス)・地域経済分析システム」の活用を促進し成長力の強化をはかります。

観光振興では、国内や海外のサイクリストを誘客する「サイクリング王国、わかやま。」キャンペーンや、日本遺産「鯨とともに生きる」を活用した熊野地域の魅力向上などを新たに発信します。

少子化対策や女性と高齢者の就業支援では、新卒採用者向けと同じようなセミナーなどを開き、再雇用や中途採用に積極的な企業の組織化を進め、子育ての相談をワンストップで対応するための「子育て世代包括支援センター」の市町村への設置を支援することにしています。

また、移住定住促進の分野では、新規開業者に加え、地域の仕事の後継者への支援も行います。

このほか、統計局の一部機能移転の決定を受け、県のデータ利活用プランに基づいたシンポジウムの開催や統計教育の推進なども来年度から本格的に実施するほか、地域医療体制の拡充や健康づくりの促進、介護予防の自立支援ケアの推進などにも取り組むとしています。

仁坂知事は、予算編成にあたっては既存事業の見直しを徹底し、5%のシーリングを行う方針を示し「財政は危ない訳ではないが楽観も出来ない」と述べました。