和歌山県オールトヨタ販売会社が出前授業(写真付)
車のことを
知ってもらおうと、トヨタ自動車が全国の小学生を対象に行っている「トヨタ原(げん)体験プログラム」がきょう(6日)和歌山市の小学校で開かれ、子どもたちが、車が動く仕組みを学びました。
これは、小学生に、車について楽しく学んでもらうことで車に良いイメージを持ってもらおうとトヨタ自動車の販売会社が地元の小学校に出向いて行っている出前授業です。
きょう午前と午後の2回に分けて和歌山市有本の市立四箇郷(しかごう)北小学校の体育館で出前授業が行われ、和歌山トヨペットの社員ら5人が、そ60人の4年生に「パワーとコントロール」というテーマで授業を行いました。
はじめに、プラスチック製の筒に押し込まれた空気の反発で車輪を回す「空気エンジンカー」を走らせ、2メートル先のピンに当てる実験を行いました。
児童は、どうすれば車が真っすぐに走るかを考えて「前のタイヤを固定する」、「空気の量を調整する」などとコントロールを体感していました。
そのあと運動場で、ハイブリッドカーの「プリウス」を5人がロープで引っ張って動かすエンジンの力を体感したり、スタッフが運転するで「プリウス」に乗って、ハンドルで自由にコントロールできる車の快適性を体感していました。
児童は、「1人や2人で車を引っ張った時は苦しかったので5人で動いたときはすごいと思った」と感想を話していました。和歌山トヨペット営業部の米村千鶴(よねむら・ちず)主任は「授業を通して車を身近に感じてもらい大人になってからも車を好きな人が増えてほしい」と話していました。
「トヨタ原体験プログラム」は今年度(2016年度)、全国の450の小学校で行われ、和歌山県でも3校で開かれます。