難病患者・家族のための研修会「災害に備える」開催(写真付)

2016年10月13日 20時08分 ニュース, 防災

難病患者と家族のための研修会「災害に備える」がきょう(10/13)、和歌山市で開かれ、在宅で療養している人の災害時の備えについて講演が行われました。

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県民文化会館6階・特別会議室で

これは、和歌山県難病・子ども保健相談支援センターが難病患者やその家族に、災害に備えてもらおうと、5年前から毎年、内容を変えて行っているものです。

きょう午後2時から和歌山市の県民文化会館6階の特別会議室で開かれた研修会では、和歌山県危機管理局の職員が、南海トラフ地震について講演した後、大阪府立大学・地域保健学域保健看護学類の藪下八重(やぶした・やえ)准教授が、「在宅で療養されている方々が災害時に備えること」と題して講演しました。

講演する藪下さん

講演する藪下さん

この中で、藪下准教授は、「災害時には、物資の配給に偏りが出ることもあり、薬の調達が難しくなるので、なるべく自分で確保しておくようにすべきだ」と指摘し、主治医に相談するなどして、薬の予備を持っておくよう呼びかけました。

また、使用中の薬剤や人工呼吸器が必要かどうかなどを記した緊急医療手帳をはじめ、どんな薬を飲んでいるかを記したおくすり手帳や保険証のコピーなどを、あらかじめ持ち出し袋に入れておくことなども指摘しました。

そして、前もって、災害が発生し、ストレスがかかった場合に自分の病気がどうなるかといったことを想定しておくことや、連絡を取り合える仲間を作っておくことなどの重要性を強調しました。

研修会には、難病患者やその家族らおよそ30人が出席し、熱心にメモを取ったり、講演の終了後、講師に質問したりしていました。