11月の企業倒産状況

2016年12月06日 19時03分 ニュース, 経済

民間の信用調査機関・東京商工リサーチ和歌山支店によりますと、先月(11月)和歌山県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は9件、負債総額は59億9500万円となり、負債総額は、過去10年間で4番目に多くなりました。

地域別では和歌山市が5件、海南市(かいなんし)と御坊市(ごぼうし)、新宮市(しんぐうし)、それに西牟婁郡(にしむろぐん)がそれぞれ1件でした。

倒産の原因はすべて販売不振によるもので、負債総額が最も多かったのは、販売不振のため民事再生法の適用を申請した、和歌山市のガソリンスタンド業で、およそ3億5千万円でした。

東京商工リサーチ和歌山支店は今後の見通しについて「倒産件数は3か月ぶりに1ケタとなったが、ことし1月からの累計が86件と、去年(2015年)の83件をすでに上回っている。消費者の倹約志向や、公共工事の一巡による建設業界の景況感が後退する気配が続き、中小零細企業は依然として厳しい状況で、引き続き楽観できない」と分析しています。