災害時の情報収集と伝達を考えるシンポジウム開催(写真付)

2016年12月11日 19時22分 ニュース, 防災

大地震や土砂災害などの災害発生時に被災地でどのように情報を伝え、役立ててもらえるかについて考える講演とシンポジウムが、きょう(12/11)、田辺市で開かれ、多くの市民らが参加しました。

これは、和歌山大学や県情報化推進協議会、国立大学協会が、和歌山放送などの後援を受けて開いたものです。

きょう午後2時から田辺市の県立情報交流センター・ビックUで開かれた講演では、熊本地震の被災地で災害放送に携わった、熊本シティエフエムのパーソナリティ、村上隆二(むらかみ・りゅうじ)さんが、臨時災害放送局の取り組みと役割について話しました。

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この中で、村上さんは、地震発生時からの情報発信を時系列で紹介し、少ないスタッフで長期間に渡って情報を発信し続けることの苦労や、適切に情報発信できるスタッフの育成・選任など臨時災害放送局の運営で学んだことを説明しました。

また、総務省近畿総合通信局の担当者が臨時災害放送局の設置方法や国の取り組みなどを話したほか、パネルディスカッションでは、和歌山大学経済学部の佐藤周(さとう・しゅう)教授がコーディネーターとなり、被災地地図作りなどを研究している学者らも加わって、災害に備えるため、情報基盤をどのように整備していくかなどについて意見を交わしました。

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研究者からは、災害が発生する前に地域の危険を予知するため、危険情報マップを作成する必要性などが指摘され、会場を訪れた市民は、熱心にメモを取るなどしていました。