県教委・「南紀」「はまゆう」両特別支援学校統合校の方針示す

2016年12月12日 19時00分 ニュース, 政治

社会環境の変化などを理由に統合が決まった、上富田町(かみとんだちょう)にある「南紀」と「はまゆう」の2つの特別支援学校について、和歌山県教育委員会は、統合後にできる新しい学校について「より専門性の高い特別支援教育を行う」とする方針を示しました。

きょう(12日)開かれた12月定例県議会の一般質問で、県・教育委員会の宮下和己(みやした・かつみ)教育長は、共産党県議団の雑賀光夫(さいか・みつお)議員の質問に答え、6年後の2022年度をめどに開校を目指している統合校の方針について「みなべ・田辺地域の特別支援教育を牽引(けんいん)し、より専門性の高い肢体不自由・知的・聴覚障害教育を行うほか、一般就労の促進や、保護者や学校などの相談に応じるセンター的な役割を担う」と述べ、両校の関係者や保護者・地域住民らを交えて、今後協議する考えを示しました。

また、視覚障害者教育について宮下教育長は「和歌山盲学校とこれまで以上に連携を深め、紀南に住む視覚障害の児童や生徒、保護者らとの相談体制を強化していく」と述べました。

県・教育委員会は、ことし10月27日、2校の統合を正式に決定し、今後、2校を中心に統合委員会を設置して、保護者や地域住民らと具体的な協議を行い、南紀支援学校の敷地を中心に統合校を開設する予定です。

きょうの一般質問では、このほか、自民党県議団の坂本登(さかもと・のぼる)議員が世界農業遺産や未来遺産について、自民党県議団の中本浩精(なかもと・こうせい)議員が紀淡海峡(きたんかいきょう)ルートの必要性などついて、自民党県議団の堀龍雄(ほり・たつお)議員が主要地方道・高野天川線(こうや・てんかわせん)の整備促進などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。

お聞きの和歌山放送では、きょうの一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。