カジノ誘致・仁坂知事「実は私も和歌山市と同じ」

2016年12月27日 12時27分 ニュース, 政治, 社会, 経済

国会でいわゆる「カジノ解禁法」が成立し、和歌山市がカジノを含む統合型リゾート施設・IRの誘致を検討する一方で、慎重な姿勢も示していることについて、和歌山県の仁坂吉伸知事は「どうなっているのか、とも思うが、実は、私も同じだ」と述べました。

和歌山市は、去年(2015年)職員による研究チームを作り、IR誘致の可能性を検討していて「和歌山マリーナシティ」と「コスモパーク加太(かだ)」の2か所を候補地に挙げています。

尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は先月(11月)の定例記者会見で「IRは何か所もできるものではないので、やるとなれば早く手を挙げなければならない」と話しています。

一方、和歌山市が行った世論調査で「治安の悪化」や「ギャンブル依存症の増加」といった懸念を示す回答も目立ったことから、市の担当者は「今後、実施法の内容をみながら、社会的な課題を見据えて判断していく」と慎重な姿勢も示しています。

仁坂知事もけさ(27日)の定例記者会見で「観光振興のためには絶対に良い」と話す一方で、和歌山市の慎重な姿勢については「実は私も同じだ。和歌山市も国も同じだと思うが、依存症対策の論議はどんどんやってもらいたいし、一般人の気持ちに立てば、答えは日本人の入場を規制するしか無いと思う」と述べ、ギャンブル依存症対策の必要性を強調しました。