酉年・田辺市の闘鶏神社に例年以上の初詣客(写真付)

2017年01月02日 13時02分 ニュース, 社会

田辺市東陽(とうよう)の闘鶏(とうけい)神社には、ことし(2017年)が酉(とり)年で、去年(2016年)世界遺産に追加登録されたこともあってか、元日から例年以上の初詣で客で賑わっています。

初詣客の長蛇の列(1月1日・田辺市・闘鶏神社)

闘鶏神社は、平安末期の壇ノ浦(だんのうら)の合戦で、源氏と平氏の両方から熊野水軍の援軍を求められた熊野別当湛増(くまのべっとう・たんぞう)が、どちらに加勢するか神意を確認するため、神社本殿の前で赤を平氏、白を源氏に見立てた紅白の鶏(にわとり)を闘わせた故事から名付けられ、去年10月には、ユネスコの世界遺産に追加登録されました。

闘鶏神社のいわれの紅白の鶏を描いた絵馬

長澤好晃(ながさわ・よしあき)宮司によりますと、例年ですと元日の人出は、年明け直後や昼間を中心に境内に行列が出来る程度でしたが、ことしは、境内から鳥居の外まで行列が続き、夕方になっても途切れないほどの盛況となりました。

世界遺産に追加登録された闘鶏神社本殿(国史跡)

長澤宮司は「世界遺産と酉年の相乗効果かは分かりませんが、ここ数年では例を見ない人出です。境内は、去年、国の史跡にも指定されたので、これを機に歴史的価値を多くの人に知って欲しいです」と話していました。

闘鶏神社では、きょう(1/2)を含む三が日は参拝者用の有料駐車場を無料で開放しているほか、境内の特設テントでは、干支の酉の置き物やおみくじ、破魔矢などを授けています。