すさみ沖の浮き魚礁、三重県沖を漂流中(写真付)

2017年01月15日 18時54分 ニュース, 交通, 防災

和歌山県がすさみ町沖に設置していた浮き魚礁が、定位置を外れ、漂流していることが、きょう(15日)未明に分かりました。

漂流中の浮魚礁(和歌山県提供)

漂流中の浮魚礁(和歌山県提供)

県によりますと、これは、去年(2016年)4月にすさみ町の江須崎(えすざき)灯台の南南西およそ32キロの海上に設置された「表装型浮魚礁(うきぎょしょう)」です。

大きさは直径6メートル、重さ15・3トンあり、本体の色は黄色で、「和歌山県2号江須崎浮魚礁」の文字が書かれています。海面上の高さは4・29メートルあり、ここにレーダー反射板などを備えています。また、夜間灯火は点灯しているとみられます。

県では、あす(16日)にも回収作業を行うことにしていますが、悪天候のため作業が遅れることもあり、付近を航行中の船舶に注意を呼びかけています。

なお、浮魚礁の位置は、衛星通信により把握できていて、この日午後3時現在、三重県尾鷲市の南およそ95キロの海上を黒潮に乗って、時速およそ6キロで東南東方向に移動しており、県のホームページで最新の位置情報が公開されています。

県によりますと、浮き魚礁は、物があると魚が集まる習性を利用した漁業者向けの設備で、普段は、海底に打ち込まれたアンカーで、半径およそ1キロの範囲で固定され、海面に浮かんでいるということです。