【阪神大震災22年】名草小学校で津波避難訓練(写真付)

2017年01月17日 19時25分 ニュース, 社会, 防災

阪神・淡路大震災から22年が経ったきょう(17日)和歌山市立名草(なぐさ)小学校で津波避難訓練が行われ、児童らが学校の裏山の高台へ避難しました。

高台へ避難する児童と教職員(※訓練・1月17日・和歌山市立名草小学校)

これは、地震や津波から避難する意識を高めようと、名草小学校が和歌山西警察署や地元の自治会などと連携して行ったものです。

机の下に隠れる児童ら(※訓練)

訓練は、きょう午前10時ごろ、和歌山市で震度5弱以上の強い地震が発生し、津波警報が発表されたという想定で行われ、校内放送で緊急地震速報が流れると、児童と教職員らは一斉に机の下に隠れ、身の安全を確保しました。

続いて、児童らは教職員の誘導で校舎裏の名草山(なぐさやま)に続く避難路を駆け上がり、標高およそ25メートル付近の高台まで一斉に避難しました。

講評する鈴木校長

訓練後講評した、名草小学校の鈴木英樹(すずき・ひでき)校長は「訓練で出来ないことは本番でも出来ません。自分で考えなければいけない場面もあります。大地震が起きたら津波もあると心得て、自分が率先して避難者になることをけして忘れないで欲しい」と呼びかけました。

被災地での体験を語る楠本警備課長

このあと5年生の児童らを対象に防災講話が行われ、かつて阪神・淡路大震災や東日本大震災で機動隊員として被災地に緊急派遣された、和歌山西警察署の楠本真(くすもと・まこと)警備課長が、津波で多くの建物や自動車が流された岩手県大槌町(おおつちちょう)の様子をスライドで説明し「津波は人間の力では止められません。こんなことが二度とあってはならないし、和歌山のみんなにも悲しい思いをして欲しくない。東日本大震災や阪神・淡路大震災の教訓をけして無駄にしてはいけません」と呼びかけ、きょうの避難訓練の経験を忘れないよう訴えました。