紀三井寺で初観音 1年の無病息災ねがう(写真付)

2017年01月18日 19時28分 ニュース, 社会

1年で最初の観音様の縁日にあたるきょう(18日)、和歌山市の紀三井寺で「初観音(はつかんのん)」があり、1年の無病息災などを願う「大般若経転読法会(だいはんにゃきょうてんどくほうえ)」が行われました。

きょう午後1時から紀三井寺の本堂で行われた「大般若経転読法会」には、およそ250人の参拝客が集まり、法会の様子を見守りました。

法会では、11人の僧侶が、題目を聞くだけでもご利益があるという「大般若経」の題目と一節を大きな声で唱えながら、あわせて600巻の経本(きょうほん)を1巻ずつ頭の上に掲げてめくり落とし、経箱(きょうばこ)に叩きつけていきました。

この後、参拝客は僧侶に経本を肩に当ててもらう「お加持(かじ)」を受け、1年間の無病息災を祈りました。家族や友人と参加した、近くに住む74歳の女性は「1年を元気で過ごせるようにと、毎年来ています」と話していました。

僧侶から「お加持」を受ける参拝者(左)

紀三井寺の前田泰道(まえだ・たいどう)副住職は「何が起こるかわからない世の中ですが少しでも平穏で落ち着いた年になってほしいという願いを込めて転読しました。心の持ちようによって幸せになるという般若経の教えも伝える1年にしたい」と話していました。