「年金引下げ違憲訴訟」第1回裁判(写真付)

2017年01月20日 18時39分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

国が年金の受給額を引き下げたのは憲法で保障された生存権や財産権などを侵害しているとして、和歌山県内の年金受給者が減額前との差額の支払いを国に求めた訴訟の第1回口頭弁論が、きょう(20日)午後和歌山地方裁判所で開かれ、被告の国側は請求の棄却を求め争う姿勢を示しました。

、 弁論後に開かれた報告会

訴えているのは、県内の64歳から85歳の年金受給者103人で、2013年10月以降、国が年金支給額を減額したことなどによる260万円あまりの差額の支払いを求めています。この訴訟は、全国で争われている一環です

弁論のあと原告団の中谷吉治(なかたに・よしじ)団長は支援者への報告会で「子や孫の世代に恥ずかしくないよう若い人も高齢者も安心できる年金制度を求めて運動していく」と決意を語りました。

挨拶する中谷団長

弁護団によりますと、年金の減額決定取り消しや減額前と差額の支給を求める訴訟は和歌山地裁を含む全国37の裁判所で審議されています。