講演会「和歌山県地域医療構想って何」(写真付)

2017年01月21日 17時19分 ニュース, 社会

「和歌山県地域医療構想」に沿った将来の地域医療のあり方を説明する講演会が、きょう(21日)午後、和歌山市屋形町(やかたまち)のルミエール華月殿(かげつでん)で開かれ、県内の医療・介護従事者らおよそ150人が参加しました。

きょうの講演会のもよう(1月21日・和歌山市屋形町)

これは、和歌山市に5か所ある「在宅医療・介護連携推進センター」のひとつで、医療法人匡慈会(きょうじかい)・中谷(なかたに)医科歯科病院が開いたものです。

県は、去年(2016年)5月末、高齢化の進行を見越した県内の医療や介護の提供体制の将来像を和歌山県地域医療構想として策定し、県内7つの医療地域ごとで必要な病床数を、団塊の世代が75歳を迎える2025年までに、現在のおよそ4分の3の9506床に削減する目標を立てているほか、在宅医療の充実を図り、「治す治療」から「治し、支える医療」への転換を図ることなどを定めています。

講演する中谷理事長

中谷医科歯科病院の中谷匡登(なかたに・まさと)理事長は、講演で「来年(2018年)の診療報酬改定後、重症患者の受け入れと在宅医療への復帰率向上の両立が、より厳しく病院側に求められる」と述べたうえで「汗をかく大変な時代になるが、中谷医科歯科病院では、回復期のリハビリや、がんの終末期患者の緩和ケアを行う機能を強化するとともに、介護と医療の連携をより深めていく」と語り、病院と医療介護従事者の意識改革と、連携の強化を訴えました。