トランプ大統領TPP永久離脱・仁坂知事「慎重に」(写真付)

2017年01月24日 19時47分 ニュース, 政治, 経済

アメリカのドナルド・トランプ大統領が、TPP・環太平洋連携協定からの正式な離脱に関する大統領令に署名したことについて、和歌山県の仁坂吉伸知事は、けさ(24日)の定例記者会見で「アメリカへ日本の農産物などを輸出できないことになれば、日本の経済にとってゆゆしき事態だ」と述べ、日本政府に慎重な対応を求めました。

定例記者会見で質問に答える仁坂知事(1月24日・和歌山県庁)

仁坂知事は、トランプ大統領がTPPからの離脱や保護主義的な経済政策に意欲を見せるとともに「日本の自動車がアメリカで売れて、アメリカ車が日本であまり売れない」と、日本の自動車産業を非難していることについて、「それはトランプ大統領と対決した、ヒラリー・クリントン氏側も主張していたことなのだが」と反論しました。

そして、日米関係が通商問題だけでなく、防衛問題などにも連鎖していることを考慮するよう求めたうえで「アメリカが日本に通商問題で物凄いことをしたら、今度は防衛問題がどう連鎖するのか、アメリカ人にとって重要になる。トランプ大統領はちょっと行動が速すぎるので、日本政府も様々な方法で慎重に説得や交渉をしなければならない」と考えを述べました。