和歌山県内経済「緩やかに持ち直している」

2017年01月25日 20時41分 ニュース, 社会, 経済

近畿財務局・和歌山財務事務所は、去年(2016年)10月から12月の県内の経済情勢について、個人消費の状況などから、「緩やかに持ち直している」と判断し、前回の7月から9月期の表現を据え置きました。

和歌山財務事務所によりますと、個人消費は飲食料品が前の年を上回ったものの、衣料品や身の回り品、家具・家電・家庭用品がいずれも前の年を下回っています。

自動車の新車登録台数は、普通車と小型車は新型車などを中心に好調で前の年を上回りましたが、軽自動車は下回り、全体では前の年をわずかに下回っている一方で、観光客は国内・外国ともに堅調に推移しています。

生産活動は鉄鋼業が上昇し、化学工業と機械工業は下降しているものの、引き続き高い水準で推移しています。

雇用情勢は、新規求人数は減少していますが、有効求人倍率は引き続き高い水準で推移しています。

今年度(2016年度)通期の設備投資は、すべての産業で前の年度を上回る計画で、今年度通期の企業収益は、すべての産業で減益の見込みです。

住宅建設は前の年を上回り、公共事業は前の年を下回ったほか、企業倒産は件数・負債総額ともに前の年を下回っています。

和歌山財務事務所はこれらを総合して、県内経済は「緩やかに持ち直している」と判断し、先行きについては「海外景気の下振れなどに注視する必要がある」と分析しています。