紀州鉄道「今月中の運転再開は難しい」

2017年01月25日 20時44分 ニュース, 事件・事故・裁判, 交通, 社会

脱輪事故のため、今月(1月)22日から全線で運転を見合わせている、御坊市(ごぼうし)のミニ鉄道・紀州鉄道は、事故から3日経ったきょう(25日)も全線で運転を見合わせていて「今月中(1月)の再開は難しい」という見解を示しています。

この事故は、今月22日の午前10時58分ごろ、御坊発西御坊(にしごぼう)行きの1両編成のディーゼルカーが、御坊駅近くの踏切を過ぎた直後に線路から脱輪したもので、乗客5人と乗員にケガなどはありませんでしたが、国土交通省の事故調査委員会が原因を詳しく調べています。

脱輪したディーゼルカーは、おととい(23日)事故現場から車庫に移されましたが、3日経ったきょうも運転再開には至っていません。

紀州鉄道の安全統括責任者は「一日でも早く運転を再開させたいが、事故調査委員会の調査結果が出ないと原因や対策を報告できない状態だ。利用者に大変な迷惑をかけて心苦しい」と話していて、今月中の運転再開は難しいという見解を示しています。

紀州鉄道によりますと、乗り入れているJR御坊駅の職員が定期券の利用者に、路線バスによる振り替え輸送を呼びかけるなど協力する動きがあるほか、事故を知った利用者から心配する声が寄せられているということで「大変有難い。紀伊御坊駅では駅員が常駐し、記念グッズなどの販売は行っているので、利用してもらえたら」と話しています。