東北大の防災出前授業・海南市立日方小で児童ら学ぶ(写真付)

2017年01月26日 19時46分 ニュース, 社会, 防災

東日本大震災から得た防災や減災の知識を子どもたちに伝える東北大学の出前授業が、きょう(26日)海南市立日方(ひかた)小学校で開かれ、5年生の児童34人が参加しました。

きょうの出前授業のもよう(1月26日・海南市立日方小)

これは、宮城県の東北大学が東日本大震災の経験を次の世代に語り継ぎ、防災や減災の正しい知識を深めてもらおうと、2014年度から宮城・岩手・福島の東北3県やアメリカ、インドネシアなどの海外で行っている取組みですが、このほど全国でも行うことになり、今回初めて和歌山県で開かれました。

東北大学の保田助手

きょう午後、日方小学校の体育館で行われた出前授業では、講師で、津波工学を研究している東北大学災害科学国際研究所の保田真理(やすだ・まり)助手が、スライドを使って東日本大震災の津波や、熊本地震で出来た横ずれ断層、火山の噴火、土石流など自然災害の威力を紹介しました。

スタンプラリーに挑戦する児童ら

スタンプラリーで用いられたスタンプ

続いて「避難・減災スタンプラリー」が行われ、「家族が安全に外へ避難するために必要なことは」「避難所でみんなが快適に過ごすにはどうするか」などといった設問の書かれたスタンプシートに、児童らが「棚やタンスをしっかり固定しておく」「避難中もラジオやスマホなどで最新の情報を入手する」などの答えに対応したスタンプを押して、安全な避難について学びました。

スタンプラリーの結果を発表する児童

児童らは「津波ハザードマップはあるけど、ポスターなどでみんなに見せた方がもっと役立つ」「避難所に非常食があるのは知っているけれど、実際には見たことがない」などと話し、気づきや課題を再確認していました。