農産物の魅力発見 和市で6次産業化支援セミナー(写真付)

2017年01月27日 18時21分 ニュース, 社会, 経済

農業者の起業や経営を支援して課題の解決や販路の拡大に結びつける6次産業化支援セミナーがきのう(26日)和歌山市で開かれました。

セミナーの様子(2017年1月26日)

これは、取引先企業のニーズや経営課題について幅広いサポートをすることで、地域と連携した、地方創生に向けた取り組みを推進しようと、紀陽銀行とわかやま産業振興財団が今年度から始めた取り組みで、今回が3回目です。

きのう(26日)午後2時から和歌山市の紀陽銀行東和歌山ビルで開かれたセミナーには、農家や加工品の製造業者らおよそ30人が参加しました。セミナーでは、株式会社ぐるなびの田中賢二(たなか・けんじ)さんが、売り上げを伸ばしている店舗の傾向として、単価の安い飲食店の売り上げが低迷し、代わりに、食材の味や質にこだわる店の売り上げが増加していることを説明し、安売りなどの価格の提案ではなく、商品の価値の提案が必要だと指摘しました。また、商品の売り方を間違えたために、売り上げが低迷した事例を紹介し、「商品を販売するにはマーケティングが必要で、商品を差別化するために、顧客の絞り込みや販売方法などを具体的にイメージする必要がある」と強調しました。

講演する田中さん

セミナーに参加した日高地方の地域おこし協力隊の男性は、「将来的に何かを売ってみたいと思い参加しました。ターゲットを明確にして、商品やパッケージを考えていく必要があると感じました」と話していました。

主催者は「農業分野の6次産業化に特化したセミナーを開くことで、地方創生に向けた取り組みを推進しています。セミナーに参加することで、起業や経営の課題解決、販路の拡大に結びつけてもらえれば」と話していました。