御坊市で集団食中毒か・市教委教育長が陳謝(写真付)

2017年01月27日 22時10分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

御坊市(ごぼうし)の給食センターが調理を担当する、4つの幼稚園と小・中学校11校の園児や児童・生徒ら719人が下痢やおう吐などの食中毒症状を訴えた事態を受け、御坊市教育委員会は、こんや(27日)記者会見を開き、奥幹夫(おく・みきお)教育長が「ご心配をおかけして心からお詫びする」と陳謝し、原因の究明や今後の対応に全力を尽くす考えを示しました。

記者会見を開いた奥教育長(中央)ら(1月27日・御坊市役所)

御坊市教育委員会によりますと、幼稚園と小・中学校では、おととい(25日)同じメニューの給食が出され、昨夜(26日)からけさ(27日)にかけて症状が出て、けさ7時すぎから、学校などに「子どもが食中毒のような症状を訴えている」と保護者から連絡が寄せられたということです。重症者はおらず、全員快方に向かっているということです。

教育委員会はきょう、すべての市立幼稚園と小・中学校、それに日高川町(ひだかがわちょう)にある中学校1校、あわせて15校を臨時休園や休校とするとともに、午後に校長会を開いて、週明けの30日も休みとすることを決めました。

原因については、県が給食センターから提供された給食が原因の集団食中毒の可能性もあるとみて、患者の吐しゃ物などを調べているほか、センターなどから聞き取り調査をしています。

和歌山県内では、あすから私立高校の入学試験がはじまることになっていて、奥教育長は「高校と連携して、受験生が不利にならないよう市教委として求めたい」と話したほか、今後の対応については「感染拡大をしないよう、全力で取組む」と述べました。