御坊市教委が謝罪の記者会見 御坊市集団食中毒(写真付)

2017年01月28日 20時14分 ニュース, 社会

御坊市の給食センターで調理された給食を食べた小中学生ら719人が、下痢やおう吐などの症状を訴えた問題で、和歌山県が調査した結果、給食が原因の、ノロウイルスによる集団食中毒と断定されたのを受けて、御坊市教育委員会は、きょう(28日)午後、記者会見して改めて陳謝し、今後の対策や見通しを示しました。

きょう午後3時半から御坊市役所で行われた記者会見で、市教育委員会の奥幹夫(おく・みきお)教育長は、「子どもの安全を守ることが役目であるにも関わらず、あってはならないことを起こしてしまい、深くお詫び申し上げ、発症した皆さんの回復をお祈りします」と陳謝し、再発防止を誓いました。

会見する奥教育長(中央)ら

発症した人は、きのう午後3時現在719人で、全員快方に向かっているということで、最新の人数については、週明けの30日に調べるとしています。

御坊市教育委員会は、加熱処理に問題があった可能性もあるとみていて、調理する釜によって搬出する先が決まっていたことから、発症した児童・生徒の傾向で、問題となった釜を特定できるということで、食材の流れや調理員の動線についても調べているということです。

今後については、調理を担当する給食センターが来月(2月)10日まで業務停止となっているため、給食の提供が再開されるまでは、園児や児童・生徒に弁当を持参してもらうことにしています。

御坊市は、市長を本部長とするノロウイルス対策本部を庁内に設置し、2次感染を予防する方法を紹介したチラシ1万枚を、家庭や病院に配布しています。

また、きょうから始まった県内にある私立高校での受験については、今回の食中毒に関連して、生徒が欠席するといった連絡は受けていないということです。