スルッとKANSAI対応カード、あと1年で利用終了

2017年01月29日 18時25分 ニュース, 交通, 経済

南海電鉄のコンパスカードなど、和歌山県を内を含む、関西一円の鉄道・バスに乗車できる「スルッとKANSAI(カンサイ)対応カード」が、来年(2018年)1月末までで利用が終了します。

スルッとKANSAI協議会によりますと、より便利なIC(アイシー)カードなどが普及、利用が増える一方で、スルッとKANSAI対応カードは利用が減少していることから、終了を決めたものです。

スルッとKANSAI対応カードの販売も、ことし3月末まで終了することが決まっていて、販売所によっては、在庫がなくなった時点で販売を終了する場合もあるということです。

スルッとKANSAI対応カードは、乗車券とは異なり、購入金額までは、加盟事業者の鉄道・バスを自由に利用できる磁気カードで、その都度、乗車券を購入する必要がないことなどから利便性が高く、1996年の導入以来、順次対応エリア・事業者が拡大し、利用者も飛躍的に増えました。和歌山県内では、南海電鉄の鉄道や和歌山バス、和歌山バス那賀、南海りんかんバスなどでの利用ができます。しかし、2004年にPiTaPa(ピタパ)サービスが始まって以来、より便利なICカードの利用が増える一方で、スルッとKANSAI対応カードは利用が減少に転じました。

こうした情勢を踏まえて、スルッとKANSAI対応カードは、ことし3月末で販売を終了、共通利用についても来年1月末日までとし、それ以降は、駅の自動改札機やバスでの利用ができなくなります。協議会では、「今後は、ますます便利になるICカードの利用を」と呼びかけています。