気温氷点下2度、水温3度の高野山で恒例の寒中水行

2017年01月29日 18時35分 ニュース, 社会

高野山奥の院の「水行場(すいぎょうば)」で、きょう(29日)、高野山真言宗(しんごんしゅう)の信者らが、凍えるように冷たい水の中で身を清める「寒中水行(かんちゅうすいぎょう)」が行われ、多くの参詣客らが見守りました。

この荒修行に臨んだのは、奈良県川上村(かわかみむら)にある宝寿院(ほうじゅいん)の女性副住職、辻田真海(つじた・しんかい)さん56歳と、23歳から68歳の信者らあわせて6人です。

辺り一面に雪が積もり、気温は氷点下2度という寒さの中、開始の拍子木が打ち鳴らされると、白衣にわら草履(ぞうり)姿の6人が数珠を手にし、水温3度の冷たい水の中に胸近くまで身を沈めました。そして、およそ15分間、目を閉じて合掌し、一心不乱に般若心経(はんにゃしんぎょう)を唱えました。宝寿院の寒中水行は、60年以上、毎年途切れることなく続けられています。

水行のあと、辻田副住職は「水温はかなり冷たく感じた。熊本地震などで犠牲になった方々を追悼し、世界平和を祈りました」と話していました。