「地域で”稼ぐ力”を構築する」セミナー(写真付)

2017年02月01日 18時49分 ニュース, 政治, 社会, 経済

地域資源を活かしていかに収益を上げるかを専門家が講義するセミナーが、きのう(1月31日)和歌山市北出島(きたでじま)のプラザホープで開かれました。

セミナーのもよう(1月31日・和歌山市北出島)

このセミナーは、和歌山県が事務局を務めている「地域づくりネットワーク和歌山県協議会」が主催したもので、県内で地域づくり活動に携わる民間の経営者や行政職員、学識経験者らおよそ100人が参加しました。

講演する齋藤潤一さん

きのうは、地域プロデューサーで慶應義塾大学・非常勤講師の齋藤潤一(さいとう・じゅんいち)さんが「地域で”稼ぐ力”を構築する」と題して講演し、移住先の宮崎県で、アメリカなどで盛んな、インターネットを通じて不特定多数に出資を募る「クラウドファンディング」と呼ばれる手法で、タケノコや柑橘類などの販路開拓や、それに伴う地域の雇用の創出を実現した経緯を紹介しました。

講演の前に、海南市下津町(しもつちょう)大崎(おおさき)地区にある、地域密着型の総菜販売施設「げんき大崎」を訪れた齋藤さんは「魚の目利き(めきき)一つとっても地域住民の顔が見える。信頼や愛着につながる」と高く評価しました。

その上で齋藤さんは「都会での商品販売に満足していてはだめ。テスト販売でも必ず収益を上げてくること」「収益が少ない場合は何が足りないのかを再分析し、成功するまで何回でも失敗し続けること。一発逆転ホームランはありません」と語り、国内・海外展開を視野に入れ、地域住民が連携し、地道な販売活動の強化から活路を見いだすよう、参加者らに奮起を求めました。