「わかやま文化芸術協議会」設立 国民文化祭へ向け(写真付)

2017年02月04日 13時58分 ニュース, 社会

文化庁などの主催で毎年、都道府県の持ち回りで開かれている「第36回国民文化祭」が、2021年に和歌山県で開かれることになったのを受けて、文化芸術の自主的活動を強化する「わかやま文化芸術協議会」が設立されることになり、きょう(2/4)、その設立総会が和歌山市で開かれました。

「わかやま文化芸術協議会」の設立総会が開かれた(4日・県民文化会館)

和歌山県内には、さまざまな文化芸術に関する団体がありますが、それぞれの分野を超えた集まりがないため、県が今回の開催にあたって協議会の結成を呼びかけたもので、演劇や音楽、芸能や美術・舞踊などの各団体や、市町村の文化協会を含めて、県内52の団体が加盟しました。

きょう午前11時から和歌山市の県民文化会館・特設会議室で開かれた設立総会では、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が挨拶し、「2021年の開催に向けて、この協議会の設立が準備の第一歩となります。4年後を目指して皆さんと力をあわせてがんばっていきたい」と述べました。

挨拶する仁坂知事

このあと総会では会則や今後の事業計画が審議され、事務局を県庁内に置くことやさらに会員数を増やすこと、来年度に策定される基本構想に提言を行うこと、それに、来年(2018年)奈良県で開催される国民文化祭を視察することなどが承認されました。

また、会長に県美術家協会会長で、日本芸術院会員の清水達三(しみず・たつぞう)さんを選んだほか、副会長に県いけばな協会会長の岡田芳和(おかだ・よしかず)さんと、和歌山文化協会会長の楠山繁(くすやま・しげる)さんが選ばれました。

就任後の挨拶で清水会長は「ほかの開催地に負けない、和歌山の良いところを出した文化祭にしていきたい」と抱負を語りました。

文化芸術活動を全国規模で発表することを目的に、これまでに開催された国民文化祭では、合唱や吹奏楽をはじめ、ダンスやオペラ、現代劇や郷土芸能、書画展など多彩な催しが開かれています。県では、来年度に基本構想検討委員会を立ち上げ、再来年度には、実行委員会を設立して準備を進めることにしていて、それぞれの会議で、協議会から幅広く提言を受けることにしています。

また、国民文化祭の開催内定にあわせて、来(3)月18日、和歌山市の県民文化会館・大ホールで「国民文化祭キックオフイベント」が開かれることになっています。

第36回国民文化祭が開かれる2021年は、和歌山県が誕生して150年という節目の年で、この年には第45回全国高校総合文化祭や第21回全国障害者芸術・文化祭も開かれ、和歌山は「文化の年」を迎えることになります。