本州最南端発、グローカルコース全国募集

2017年02月06日 19時18分 ニュース, 社会

串本町にある県立串本古座(くしもとこざ)高校では、ことし(2017年)4月に新設される普通科のグローカルコースについて、生徒を全国から募集することにしていて、県外で学校説明会を行ったり、受け入れ体制を整えるなど準備を進めています。

グローカルは、グローバルとローカルをあわせた造語で、地球規模の視野で考え、地域視点で行動するなどの意味があり、グローカル企業やグローカル人材などとして注目されています。

串本古座高校は、2008年、串本高校と古座高校の統合で誕生し、2か所の校舎で一体的な学習を始めましたが、地域の過疎化などから生徒数の減少が進み、ことし4月入学となる募集からは串本校舎だけに集約するとともに、学科の再編を行い、普通科が、アドバンストとグローカル、それに、クリエイティブの3コースとなります。このうち全国に生徒を募集するグローカルコースは、地域の自然や文化、歴史を学び、主体的に地方創生の役割を担う即戦力の人材=地域のリーダーを育成する「地域未来創造コース」と位置づけられています。全国募集の定員は、普通科の全募集定員120人のおよそ5%、6人程度を予定しています。

初めての取り組みに、学校では、県外で説明会を実施したり、町内の民宿で、下宿のような形で生徒を受け入れてもらうえるよう働きかけるなど準備をすすめています。

ところで、県教委によりますと県内では、これまでも海南高校美里(みさと)分校と有田中央高校清水(しみず)分校、日高高校中津(なかつ)分校、それに、南部高校龍神(りゅうじん)分校の4分校が、募集定員の一定割合について、全国に生徒を募集し、受け入れを行っていますが、分校以外での生徒の全国募集は今回が初めてとなります。