【集団食中毒】御坊市で1か月ぶりに給食再開(写真付)

2017年03月01日 20時23分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

ことし(2017年)1月27日からノロウイルスによる集団食中毒で中断していた、御坊市(ごぼうし)給食センターの給食の調理が、きょう(3月1日)再開し、子どもたちが、およそ1か月ぶりに給食を味わいました。

1か月ぶりに給食を味わう生徒ら(3月1日・御坊市立河南中学校)

このうち、御坊市立河南(かなん)中学校には、正午ごろ、トラックで3年生40人と教職員15人のあわせて55食分を積んだトラックが到着し、白衣を着た当番の生徒が教室に運びました。

トラックから配膳室に搬入される給食

再開初日の給食

再開初日のきょうの献立は、生徒のアンケートで人気の高い鶏の唐揚げや、高野豆腐と野菜の煮物、味噌汁、ごはん、牛乳で、生徒らは久しぶりに給食を食べた感想について「とても美味しかったです。これからは安全に気をつけて欲しいです」「野球部の練習が一時出来なくて困りましたが、給食が再開して良かったです」などと話していました。

唐揚げを食べる久保校長

河南中学校の久保豪史(くぼ・たけし)校長は「ほっとしました。懐かしい気持ちです。生徒、教職員が一体となって衛生管理に努めたい」と話していました。

献立を知らせる掲示版

この問題は、ことし1月27日、御坊市立給食センターで調理された給食を食べた小・中学生ら800人以上が下痢やおう吐などの症状を訴え、その後の調査でノロウイルスによる集団食中毒と断定されたもので、御坊市教育委員会は2次感染を防ぐため、すべての市立幼稚園と小・中学校などあわせて15校を4日間の臨時休校としたほか、給食センターも県から14日間の営業停止処分を受けました。

給食再開の日程を書き込んだ黒板

御坊保健所は「加熱工程」から「配缶工程」の間でノロウイルスに汚染されたと断定し、これを受け、給食センターは、食材の廃棄や施設の消毒などを行い、今後は調理器具の消毒方法をマニュアル化することにしています。

御坊市教育委員会では「多大なご迷惑をかけ、心からお詫び申し上げる」と陳謝し、信頼回復に努める考えを示しました。