田辺市役所・オーシティの敷地が高台移転候補地に

2017年03月23日 18時54分 ニュース, 政治, 社会, 経済, 防災

南海トラフ巨大地震対策として、市役所本庁舎の高台移転を検討してきた田辺市は、候補地を「オークワ・オーシティ田辺店」などの建物がある、田辺市東山(ひがしやま)の高台にすることを決めました。これは、真砂充敏(まなご・みつとし)市長がきのう(3/22)明らかにしたものです。

扇ヶ浜(おうぎがはま)海水浴場に面した現在の市役所本庁舎は、築46年を超え、耐震基準を満たしておらず、津波浸水想定区域にも入っていることから、田辺市では専門家らによる検討委員会から答申を受けた上で、現在の庁舎に近いJR紀伊田辺駅周辺の3か所の高台のいずれかに移転する方向で検討を進めてきました。

その結果、候補地として、現在の庁舎から東へおよそ1キロほど離れた「礫坂(つぶりざか)」の上にある、田辺市東山1丁目の高台に決定しました。

田辺市は決定した理由について「中心市街地に徒歩や車でのアクセスがしやすく、本宮(ほんぐう)や龍神(りゅうじん)などの山間部を含めた各方面とも路線バスが繋がっている」としています。

真砂市長は、記者団に対し「来月(4月)の市長選挙で私が再選すれば、移転に向けた交渉や市議会との議論などを本格的に行うことになる」と話しています。

田辺市は、市役所機能と市民総合センターの機能を統合させた新庁舎を、総事業費115億円をかけて建設する方針で、現在営業中のオークワ・オーシティ田辺店や紀伊田辺シティプラザホテルなどとの間で、用地買収の交渉を進めることになります。